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転職活動中に妊娠が発覚したらどうする?どんな会社を選ぶのがベスト?

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2023.07.11

転職活動中に妊娠が発覚したらどうする?どんな会社を選ぶのがベスト?

転職活動中に妊娠が発覚したらどうする?どんな会社を選ぶのがベスト?

転職活動中に妊娠が発覚した場合、
どうしたら良いのかすごく悩みますよね。

転職活動中はもちろん、
すでに転職先が決まっている場合、
今すぐに伝えるべきか、それとも入社後に伝えるべきか、
を悩んでいる方もいるでしょう。

そこで今回は、
転職活動中に妊娠が発覚した方へ
おすすめの対応法をご紹介していきます!
焦らず、しっかりと対応していけば大丈夫ですよ◎

そもそも産休・育休とは?

「産休・育休」という制度は聞いたことがあるけれど、
細かい内容は知らないという方もいるかと思いますので
簡単にご説明していきます!

産休とは?

『産休』は「産前産後休業」のことで、
出産前の「産前休業」と、
出産後の「産後休業」の2つの意味があります。

「産前休業」
出産予定の6週間前から請求すれば取得できる休暇。
「産前休業」は申請が無い限り、
本人の意志で出産のぎりぎりまで働くことも可能です。

「産後休業」
出産の翌日から8週間は休業することが定められた制度。
ただし、産後6週間を経過後、
本人の希望と医師が認めた場合は、働くことも可能です。

育休とは?

『育休』は「育児休業」の略で、産休と一緒に取得する人が多い制度です。
1歳未満の子どもを育てている労働者であれば誰でも取得可能のため、
女性に限らず、男性も取得が可能ですし、
養育する子どもが養子であっても取得ができます。

妊娠が発覚したら転職活動は休止した方が良い?

基本的には妊娠が発覚した時点で、転職活動は休止した方が良いでしょう。
転職活動そのものはもちろん、
新しい会社での慣れない仕事は多くのストレスを感じます。
まずは転職活動をストップし、安静に過ごしましょう。

妊娠しているからといって転職活動ができないわけではありませんが、
中途採用の場合、即戦力の人材を求めていることが多いので、
入社後すぐに、数年の休みを取る可能性がある人に
内定を出しづらいというのが実情でしょう。

転職活動は、産後安定して働けるようになってから
再スタートするのがスムーズで良いかと思います!

転職直後に妊娠が発覚したら?

転職直後に妊娠が発覚した場合、
産休や育休は取得できるのか見ていきましょう!

『産休』
産休に取得条件はありません。
つまり、転職直後でも取得が可能です!
(産休を取らせないと会社は違法行為をしていることになります。)

『育休』
育休も原則としては取得が可能ですが、
企業によっては
「継続雇用されて1年以上経過している」
などの条件を設けている場合が多いため、
育休を取得するには条件の確認が必要です◎

★転職直後でも受け取れる給付金★
『出産育児一時金』という制度があります。
これは出産した場合、
子ども1人につき42万円が支給される制度です。
こちらは転職直後でも支給されるため、
申請方法は確認すると良いでしょう!

妊娠を隠しての入社はNG?

妊娠を隠しての入社は様々なリスクが伴うのでやめましょう。
妊娠を隠し通すことはできません。
入社後のトラブルにならないためにも、
転職先が決まっている時に妊娠が発覚した場合は、
すぐに転職先の企業に伝えましょう。

妊娠が発覚しても転職活動を続けたい時はどうすれば良い?

妊娠中の方の採用はどの企業も消極的になってしまいますが、
どうしても転職活動を続けたい人は、
以下3つのポイントを意識してみると良いかもしれません。

①即戦力になれる職場を探す

「人が辞めてしまったから今すぐにその穴を埋めたい」
と考え採用を行う企業もあります。
前職でのスキルや経験を存分に活かせる職種であれば、
雇ってくれる企業があるでしょう。

②産休や育休に対して理解の深い職場を探す

育児に対して理解のある職場であれば、
選考時に妊娠していることを伝えても、
転職後すぐの産休・育休が取得できたり、
子育てが落ち着くまで入社を待ってくれる可能性もあります!

最近では子育てに対する理解が深まりつつあり、
福利厚生として『産休・育休』を設け、
環境を整えている企業も増えてきていますよ。

③転職がしやすい職種で探す

人手不足ですぐに働けるような仕事を探したり、
なるべく座ったまま仕事ができる職種を選択しましょう。

例えば…
事務・営業事務、コールセンター、受付など。
肉体労働ではなく、座り仕事であまり体力を使わない仕事がおすすめです。

注意したいことは?

★『転職前』に妊娠した場合★

単純に妊婦の方の転職活動は身体への負担が大きいのでおすすめはできません。
また、「育児休業給付金」を受け取ることができない可能性があるのです。

この「育児休業給付金」は、
育休中に働くことができない社員に対して
支給される雇用保険の制度です。
この制度を活用すると、
収入面での不安が軽減されるかと思いますが、
条件が2つあります。
①雇用保険に加入していること
②育休前の2年間に11日以上働いた月が12カ月以上あること

つまり、一度会社を辞めて転職活動をしてしまうと
給付の対象外になってしまう可能性があります。

★『転職後』に妊娠した場合★

転職後に妊娠がわかった場合、
様々な問題に落ち着いて取り組むことができます。
転職直後だと「妊娠しました」という報告がしづらいかもしれませんが、
はやめに報告することが重要です!
産休・育休の取得も条件がある企業が多いため、
事前の確認が必要でしょう!

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いかがでしたか?
予想をしていなかった事が起こると困惑しますが、
対応の仕方がわかっているだけで少し気持ちが楽になるかもしれません。
困ったときは一人で悩まず、周りの人に相談してみるのも良いでしょう。

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