会社の飲み会で気を付けるべきマナーとは？

コロナウイルスが落ち着いてきた今、
社内のメンバーで飲み会をする機会が
少しずつ増えてきているのではないでしょうか？

飲み会は、いつもの仕事の話だけではなく、
普段あまり話すことができない方と話ができるなど、
上司や同僚との距離を縮めるとても貴重な場です！

「無礼講」と言われることもありますが、
やはり気遣いや、振る舞いは重要となってきます！

今回は新人が気を付けたい
お酒の席でのマナーをご紹介していきます！
新入社員の方や、コロナの影響で今まで飲み会がなかった方は、
ぜひ参考にしてみてください！

ポイント①：座る位置は？

出入り口の近くに座りましょう！

新人は下座に座るのがマナーです。
飲食店での下座は、
人の出入りが多かったり、料理が運ばれてくる
出入り口に一番近い席です。

人の出入り時に席を立ったり、
運ばれてきた料理やドリンクを配るなどの気遣いが必要です。

万が一、奥の座席を勧められたら、
「ここは上座ですので」と、控えめにお断りをしましょう。
それでも勧められた場合は、「恐れ入ります」と言って、
座るようにしましょう。

ポイント②：乾杯の時の注意点！

最初の乾杯時は「両手」でグラスを持ち、他の人よりグラスを下げる！

乾杯前には全員にドリンクが渡っているか確認をし、
乾杯時にはグラスを、目上の方よりも低いところで留めておきましょう！
グラスを片手で上に持ち上げると、悪い印象になってしまうので注意してください。

乾杯をしたら、一口飲んでからグラスを置きましょう。
お酒が飲めない方は、形だけでもOKですので、
グラスを口元に運ぶしぐさをするのが良いでしょう。

ポイント③：食事の速度を合わせよう！

コースで料理が出てくる場合、
食べる速度は相手に合わせましょう。

食事のスピードを合わせることで、
料理の感想を言い合えたり、
料理が口に入ってる時に話しかけられることを防げます。

もし相手より早く食べ終えてしまうと、
急かしてる印象を与えてしまう可能性があるため、
相手を意識した食事のペースが重要です！

ポイント④：お酌はどうする？

先輩方のグラスが空き始めたら、お酌の出番です。
順番は、一番立場が上の方から回ります。
瓶のラベルを上に向け、瓶の口がグラスにつかないように
両手で丁寧に注ぐと良い印象が与えられるでしょう！

また、注文をする場合は、
グラスが半分以下になったら
「次は何を飲まれますか？」と一声かけ、注文をしましょう！
その際に料理の減り具合も見て、
一緒に追加注文をするとスマートですね。

もし、目上の方にお酌をしてもらった時は、
「ありがとうございます、頂きます。」とお礼をし、両手で受けましょう。
注いでもらったお酒はそのまま口にするのがマナーです。

ポイント⑤：お会計は？

会社の飲み会ではだいたいの場合、上司がお会計をしてくれます。
お礼をしっかりと伝え、店の外で待ちましょう。

領収書をきっている姿や、カードを見られたくないなど
理由は色々ありますが、
外に出ているのが望ましいでしょう。

ポイント⑤：翌日必ずお礼の連絡を！

目上の方に飲みに連れて行ってもらった際は
次の日必ずその人にお礼を言いましょう。

直接お礼を伝えるのが一番良いので、
始業前に「昨日はありがとうございました。」
と一言でも伝えておくと印象が良いですよ！

抑えておきたい会話術

★学ぶ姿勢が大事★
飲み会は、先輩・上司に普段聞けない話を聴くチャンス！
聞いてみたいことや、教えてほしいことを積極的に学ぶ姿勢が大切です。
自分の話しを続けるのではなく、
相手が話したくなるような話題を振り、
相手の話を聴くことを意識しましょう！

★会話のテクニック★
相手が気持ちよく話しているタイミングを見計らって
「さ・し・す・せ・そ」を入れて反応してみてください！
さ：「さすがですね！」
し：「知らなかったです！」
す：「すごいですね！」
せ：「説得力が違いますね！」
そ：「そうなんですか！」
などなど…

自分なりの「さ・し・す・せ・そ」をつくるのも良いですね！

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お酒の席での会社の人とのコミュニケーションは貴重な時間です。
どうしても行けない場合を除いて、積極的に参加をしましょう！

また、これがきっかけで目上の人から可愛がられ、
上司や先輩との距離が縮まることで、
「仕事で困った時の強い味方」になってくれるかもしれないので、
マナーを守りつつ、その時間を楽しんでみてはいかがでしょうか？