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よく聞くビジネス用語『アライアンス』って?M&Aとの違いとは?

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2024.01.05

よく聞くビジネス用語『アライアンス』って?M&Aとの違いとは?

よく聞くビジネス用語『アライアンス』って?M&Aとの違いとは?

「株式会社Aと株式会社Bがアライアンス始動」
というニュースをよく目にしますが、
『アライアンス』という言葉の意味はご存知ですか?

企業の規模に関わらず、
あなたがこれから受ける企業が
どこかの企業とアライアンスを
結んでいる可能性は大いにあります。

そこで今回は、『アライアンス』とは何か?
よく混同される「M&A」との違いについて
解説していきます💡

アライアンスとは?

ビジネスにおける「アライアンス」とは、
簡単に言うと企業同士の提携です。
企業がワンランク上のステップに進むために、
規模拡大を狙って同業種、
時には異業種の企業同士が
アライアンスを結ぶケースもあります。
アライアンスと一言で言っても、
大きく分けて4つに分けることができます

・業務提携

企業間で技術や人材等の経営資源を提供し、
事業を協力し合うことをいいます。
共同開発や共同販売といった形で
お互いの足りない部分を補足し合い、
売上アップを目指します。

・資本提携

こちらは資金面で協力し合うケースです。
株式を持ち合うか、
一方が提携先の株式を取得するなどして、
資金面で協力し合います。

・技術提携

必要な技術やノウハウを持ち寄ったり、
提供を受けたりする
共同研究開発契約などの
技術面に特化した提携です。

・産学提携

大学をはじめとした
教育・研究機関が連携するものです。
教育・研究機関が培ってきた技術や
知見などを企業が活用し、
実用化や産業化へと結びつけます。

M&Aとの違いとは?

混同されることが多い用語にM&Aがあります。
アライアンスは企業間の協力や提携を意味しますが、
M&Aは合併や買収を意味します。
M&Aは経営の支配権が移転することがほとんどで、
同一グループになることによる
相乗効果の発生で事業拡大を狙います。

M&A後は1つの企業として統合されるため、
迅速なスピードで事業を拡大させていくことができます。

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どんな企業同士がアライアンスを結んでいるのか?
などを注視してみると、
その業界がどのように動いているのか、
今後どのように動いていくのかを分析することができるでしょう。

今回の点を理解しておくと、
ニュースの見方や企業の探し方も変わってくるかと思うので、
頭に入れて転職活動ができると良いですね✊

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