Owen Column

大手上場企業からベンチャー企業まで
10,000社以上もの未公開求人をご紹介

「円安」って?〜得する企業と損する企業~

  • 企業研究

2022.11.10

「円安」って?〜得する企業と損する企業~

「円安」って?〜得する企業と損する企業~

「円安」って最近よく聞くけど
そもそも「円安」って何?「円安」になったら企業は困るの?
得する企業と損する企業は?
と色々な疑問をお持ちの方に
今回は転職活動における「円安」の影響を簡単にご説明したいと思います!

そもそも「円安」って?

円安とは文字通り日本の「円」が他の国の通貨に比べて安くなることを表します。

例えば、1ドルが100円の時と、1ドルが200円になった時を考えてみましょう。
海外でハンバーガーの値段が1ドルだとすると、
1ドル=100円の時は100円でハンバーガーを購入できます。
しかし、1ドル=200円の時は、200円出さないとハンバーガーを購入することができません。
100円で購入できたものが200円出さないと購入できないということは、
「円」の価値が下がったと言えますよね。これが円安です。

円安のメリット・デメリット

円安ってメリットはあるの?
円の価値が下がるって日本は大丈夫なの?
と思う方もいると思いますが、実は円安にもメリットはあります。

<円安のメリット>
例えば、日本で作られた商品を海外に売る際のことを考えてみましょう!
海外の人からすると、100円の商品を今までは1ドルで購入していたけど、
1ドルで2つの商品を購入することが出来たらいかがでしょうか?
そうなると日本の商品は安いと考え、
多くの外国人が日本の商品を購入しようと考えるのではないでしょうか?
円安になることによって今までより、多くの商品が売れ、
企業にたくさんお金も入ってきて、
輸出をしている企業にとっては大きなプラスになりますよね。

もちろん逆のパターンで円安にデメリットはあります。
<円安のデメリット>
日本は輸入が多い国と言われていますが、
今日本にあるものの多くが海外で作られた輸入品です。
また、石油や天然ガスなどの資源エネルギーなども輸入しています。

今まで100円で購入できていたものが
円安になって200円で購入しなくてはならないとなると
仕入れ値が倍になってしまいます。
つまり、日本で再販しようとしても価格を上げて販売しなければなりません。
価格を上げて販売すると、今までより売れにくくなることは想像できますよね。
つまり輸入が多い企業にとっては大きなマイナスになってしまいますね。

――――
円安がとてもだめなことのように思っていた方もいるかと思いますが
一概にだめなことというわけではなく
むしろ日本で作ったものは、海外で売れやすくなるため
日本の内需を増やすという点では、良い方向に向かう可能性もありますね!

円安になって得する企業・・・輸出が多い企業
円安になって損する企業・・・輸入が多い企業

今あなたが見ている企業は円安がプラスに働いているか
それともマイナスに働いているか
これから輸出を増やそうと取り組んでいる企業か
そういった視点も含めて企業選びをしてみると
また新しい発見ができるかもしれませんので
一度調べてみてはいかがでしょうか?

copyright© Owen, inc. All Rights Reserved.