Owen Column
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「健康状態」について質問されたらどう答える?
- 面接
2023.11.24
「健康状態」について質問されたらどう答える?
面接の中で、健康状態について
質問されることがあるかと思います。
怪我をしていたり、
持病があって服用している薬があったり、
既往歴があり働くのが不安だけど、
「正直に答えたら不採用になってしまうのでは?」
と考えると健康状態について答えるのが難しいと思います。
そこで今回は、
「健康状態についての答え方」と、
「なぜ企業は面接の中で健康状態を確認するのか」
について、お伝えしたいと思います💡
そもそもなぜ、企業は健康状態について質問するのか?
それは、「採用後に業務に支障がないかを確認するため」です。
厚生労働省の公正な採用選考の基本にもあるように、
企業が選考を行う際に、
応募者の健康状態を理由として不採用にできるのは、
業務に支障があると判断された場合「のみ」とされています。
つまり、それ以外の理由で、
健康状態を求職者に質問することは、
してはいけないことになっています。
採用の前に健康状態を確認しておけば、
万が一業務に支障が出てしまったり、
持病が原因で欠勤をしてしまった時などにも、
柔軟な対応が可能になります。
しかし、健康状態を把握しないで採用をした場合、
健康状態や精神状態の不安定が原因で、
担当の業務を円滑に行えなかったり、
欠勤をしてしまった場合、
その業務を行うための代わりの人員の確保や、
既存の社員の調整が必要になってきてしまいます。
健康状態について質問されたらどう答える?
上記に記載の通り、企業が健康状態について質問するのは、
業務に支障がないかを確認するためです。
そのため、企業から健康状態について質問されたら
業務に支障があるか、ないかを基準にして答えれば良いのです。
・健康状態に全く不安がない場合
→「良好です。特に問題ありません」
と、そのまま答えてください。
・病気や怪我をしているがすぐに治りそうな場合
→「現在●●(場所)を病気(怪我)をしておりますが、◯週間後には完治するため、特に問題ありません」
と、治るタイミングをしっかり伝えましょう。
・病気や怪我で業務に支障が出そうな場合
→「●●(病気や怪我の名称)なため、◯◯のような業務は難しいと思います」
と、正直に答えましょう。
伝えることで不採用になってしまうことはありますが
伝えずに入社しても、
業務に支障が出てしまう可能性があるため、
長く仕事を続けることも難しいためです。
~過去に既往歴がある場合~
この場合は業務に支障が出る可能性が
あるかどうかで判断しましょう。
・過去に既往歴があり、業務に支障が出る可能性がある場合
→現在は特に問題はないのですが、
過去に●●な状況で●●な症状が出てしまったことがあります。
と、正直に答えましょう。
こちらも伝えることで、
不採用になってしまうことはありますが、
伝えずに入社しても、
業務に支障が出てしまった時に対応ができず、
長く続けることが難しくなってしまうかもしれません。
・過去に既往歴があり、業務に支障が出る可能性がない場合
→良好です。特に問題ありません。
と、答えて問題ありません。
企業が面接で健康状態を質問するのは、
あくまでも「業務に支障があるかどうか」の確認のためです。
業務に支障が出る可能性がないにも関わらず
過去の病歴については答える必要はありません。
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企業が面接で健康状態について質問するのは、
「採用後に業務に支障がないかを確認するため」です。
業務に支障があるようであれば正直に伝え、
業務に支障がないようであれば自信を持って「良好です」と答えましょう。
ぜひ参考にしてみてくださいね!