コーポレートサイトの構成とは?スタートアップに必要なページ
Owen編集部 • 2026年7月15日公開
コーポレートサイトを作ろうと思っても、「どのページを用意すればいいのか」で最初に手が止まります。競合サイトを眺めても、ページ数も構成もバラバラ。この記事では、スタートアップが最初に押さえるべきページ構成を、優先順位とあわせて整理します。
コーポレートサイトの役割
コーポレートサイトは、単なる「会社紹介」ではありません。取引先が発注前に信頼性を確認する場所であり、求職者が応募前に社風を知る場所であり、投資家が事業内容を把握する場所です。つまり、ステークホルダー全員の「最初の接点」になります。
特にスタートアップの場合、実績や知名度が少ない分、サイトの情報量と見せ方が会社の印象を大きく左右します。営業資料を送るより先に、まず社名で検索されると考えたほうが実態に近いです。
最低限必要な4ページ
まず絶対に用意すべきなのは、以下の4ページです。
- トップページ:会社が何をしているかを一目で伝える。ファーストビューで事業内容とターゲットを明示する
- 事業・サービス紹介:提供している価値を具体的に説明する。誰の・どんな課題を・どう解決するかを書く
- 会社概要:社名、代表者、所在地、設立年、資本金など。取引審査で必ず確認される情報
- お問い合わせ:問い合わせフォームまたはメールアドレス。ここが弱いと商談機会を逃す
この4ページがあれば、法人としての最低限の体裁は整います。逆に、これが揃っていないと「本当に実在する会社か」を疑われるリスクがあります。
あると強いページ
4ページ体制から一段レベルを上げるなら、以下のページを追加します。目的によって優先順位が変わります。
- ニュース・お知らせ:資金調達、プレスリリース、メディア掲載などを掲載。更新されているサイトは「動いている会社」に見える
- 採用情報:募集要項、働き方、選考フロー。採用強化フェーズなら最優先で用意する
- メンバー紹介:経営陣やコアメンバーの経歴。BtoBでは信頼性、採用では魅力訴求に効く
- ビジョン・ミッション:会社が目指す方向性。共感型の採用や資金調達で効果を発揮する
- 導入事例・お客様の声:BtoBスタートアップの受注率を大きく左右する。1件でも早く掲載したい
フェーズ別の優先順位
すべてを最初から作る必要はありません。フェーズごとに必要なページは変わります。
シード期:まず4ページ
資金も時間も限られる時期は、前述の最低限4ページからスタートするのが現実的です。事業がピボットする可能性もあるため、作り込みすぎないほうが後で楽になります。
シリーズA前後:採用と実績を追加
組織拡大フェーズに入ったら、採用ページと導入事例を追加します。同時にニュース欄を用意して、資金調達やプレスリリースを発信できる状態にします。
グロース期:ビジョンとメンバーで差別化
認知が広がるフェーズでは、ビジョンやメンバー紹介で「なぜこの会社なのか」を伝える情報を厚くします。競合との差別化ポイントになる部分です。
作る前に決めておくこと
ページ構成を決める前に、以下の3点を必ず言語化しておきます。ここが曖昧だと、制作会社に発注してもブレたサイトができあがります。
- 目的:問い合わせ獲得なのか、採用強化なのか、資金調達時の信頼性担保なのか。優先順位を1つに絞る
- ターゲット:見込み顧客、求職者、投資家のうち、誰に最も見てほしいか。トーンとコンテンツが変わる
- ドメイン:会社名と一致する独自ドメインを取得する。無料ブログのドメインは信頼性を大きく下げる
特にドメインは、後から変更するとSEO評価がリセットされます。最初に「co.jp」または「.com」を押さえておくのが無難です。
コーポレートサイトは、必要なページから段階的に育てていくのが現実的です。最初から完璧を目指すより、4ページで公開して、事業の成長にあわせて拡張していくほうが結果的にコストも抑えられます。スタートアップ向けに必要なページから制作でき、ドメインやデータも自社管理できる制作会社を選ぶと、フェーズが変わっても柔軟に対応できます。
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