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転職の軸が『福利厚生』は危険!?「求人票」でチェックするポイントとは?

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2023.11.02

転職の軸が『福利厚生』は危険!?「求人票」でチェックするポイントとは?

転職の軸が『福利厚生』は危険!?「求人票」でチェックするポイントとは?

みなさんはどんなことを重要視して
転職活動をしていますか?
仕事内容、ポジション、給料や休み、会社規模など、
人によって「転職活動の軸」が違うと思います。

そんな中でも今回は、
「福利厚生」を転職の軸としている方の
ヒントになれるようなコラムを書いていきます!

そもそも『福利厚生』とは?

企業が従業員やその家族に対して提供する「給与以外の施策や制度」のことです。
福利厚生には、
法律で義務づけられた「法定福利」と、
企業が任意で支給する「法定外福利」があるのです!
詳しく見ていきましょう!

<法定福利>

健康保険・厚生年金保険・雇用保険・労働者災害補償保険・社会保険料の事業主負担など、
企業が費用を負担し、従業員に提供しなければならないと
法律で定められている福利厚生のこと。

<法定外福利>

交通費・住宅手当・育児支援・健康診断など、
法定福利以外の福利厚生のこと。

福利厚生を「転職の軸」にしても良い?

企業が福利厚生を提供する理由には、
「従業員の満足度や意欲を高めたい」
「人材定着につなげたい」などが挙げられます。

企業が設定している福利厚生には、
経営者が従業員やその家族の生活をどう捉え、
「どんなサポートしたいか」
が映し出されているものとも言えるでしょう。

そのため、福利厚生を軸に転職活動を行うことも悪くはありませんが、
それだけを見て転職先を決めるのは危険です!
なぜなら、「法定外福利」は永遠に約束された制度ではなく、
企業都合でなくなったり、
変更されたりする可変的なものだからです!

福利厚生だけに魅力を感じて入社してしまうと、
業績の悪化や経営方針の変更により
福利厚生がなくなったときに、
「急に働きづらさを感じる」
「心の拠り所がなくなってしまう」
という状況になる可能性もあります。

福利厚生以外にも、
求人票で注目してほしいポイントを
「3つ」ご紹介していきます!

①給与

まず、意外と知られていない「給料」と「給与」の違いをご説明します!
「給料」 → 基本給を指しています。
「給与」 → 残業代や各種手当などがついた総額を指します。
言葉の定義をしっかりと理解しておきましょう!

また、「みなし残業30時間」と記載してある場合
一定の残業代が基本給に既に入っている場合もあり
一見、基本給が他より高く見えることがあるので注意が必要です💡

次に確認したいのが、給与体系です!
「固定給制」「歩合給制」「完全歩合給(インセンティブ)制」などに分かれているので、
自分の働き方に合った給与体系を選ぶことが重要ですよ。

最後に、賞与についても確認しておきましょう!
年収は賞与込みで記載されていることが多いですが
一般的に賞与は「勤続年数が1年以上」といった支給条件があります。
どのような条件で支給されるのかなどを事前に確認しておくといいですね。

②休日

年間休日数は必ずチェックしてほしいところですが、
ここでは「完全週休2日制」と「週休2日制」の違いを簡単にご説明します🌸

実はこの二つ、全く意味が異なります。
「完全週休2日制」 → 1年を通して毎週2日間の休みがある
「週休2日制」   → 週2日間の休みが月に1回以上ある
という意味になりますので、
ここもしっかり理解しておきましょう💡

③評価制度

評価制度は、自分の評価・昇給に関わる重要な指標となります。
どのような評価制度が設けられているのかを事前に確認しておくと
ストレスなく、入社後も働きやすくなりますよ。

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福利厚生は働きやすさを求める上で
非常に重要なポイントですが、
それだけにとらわれず、
仕事内容や、社風、様々な条件を比較して
入社する企業を決められると良いでしょう🌸

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